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9.72021
片岡演劇道場
子供の頃、祖母に連れられて通っていました、片岡演劇道場という、
大衆演劇の役者さんが、踊りのお稽古を始めるとの事で、
最初に習ったのは、大衆演劇の踊りでした。
そちらで2年間、1曲覚える毎に舞台に立たせて頂き、
計4、5回立たせて頂きました。
祖母が喜び、文化祭、敬老会、結婚式等、様々なところで踊らせて頂きました。
その中で、先生から、
「踊りがやりたければきちんとした日本舞踊を習った方が良い」
との事で、それから現師匠の花柳九州男先生に習う事になりました。
家での反対も多々ありました。
あまのじゃくなので、言われれば言われる程引かず・・・
そのまま現在に至ります。。。
当時は、三味線で踊る事に、相当な違和感、
歌詞も聞き取れず、意味も解らず、
つまらない、
しかありませんでしたが、
舞台に上がる喜び、色んな役を演じる楽しみを感じました。
その大衆演劇の師匠、玄海竜二師は、病気を患いながらも舞台人として舞台に立ち続けていらっしゃいます。
その背中は、当時見ていたものとは違いますが、心意気、役者さんとして、純度、精神力は、見習わなければならないと思ってます。
昔、一番弟子と言われました。
それが今でも誇りであり、僕を支える背骨です。
今年で、祖母も亡くなって17年目、
どこかで、祖母が大好きだった大衆演劇の踊りを踊りたい、見せたい気持ちもありますが、
今は、もう日本舞踊に専念したいと思います。
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